上のブライスさん達が履いている靴、かなりぶかぶかなんですよ。ブライスさんを持ち上げただけで、ポロッって落ちてしまうので、ちょっとイライラ。
というわけで、改善策を考えてみました。改善策といっても、靴と足の間に短い靴下を作って、中敷き代わりに履かせる、というもの。
材料はこちら。↓
フリース(右)とブライス用の靴下。
↓ まず、フリースを2つに切って、その一つを折り曲げて、その上に靴下をのせ待ち針でとめる。
↓ 次に、靴下の周りに沿ってミシンで縫う(フリースの輪になっている部分は縫わない)。これを2つ作る。要は、靴下は型紙代わりです。不安な方は、靴下の形を紙に写してから縫うと安心ですね。
↓ 縫い代がなるべく細くなるように切り落とす。
↓ 裏返す。
↓ ブライスさんに作ったものを履かせ、さらに靴を履かせる。フリースを引っ張って、なるべく薄くなるようにして履かせます。
↓ 靴ごと、そっと脱がす。
↓ 靴の履き口からはみ出した部分をはさみで切る。
↓ ブライスさんに履かせてみて、調整して出来上がり。黒い靴と右のローファーはこのままでOKでしたが、白いパンプスの方は、踵部分が浮き上がってしまったので、踵のあたりをカットして、踵のない靴下みたいな形にしました。
これで、以前のように靴がポロっと落ちることはなくなりました。
但しパンプスは、甲の部分が浅いので、ぴったりハマったとは言い難いですが、それでも以前に比べると各段の違いです。ローファーの方はしっかりハマっているのでストレスゼロになりました。
型紙通りにきっちり縫う必要はないですが、縫う時は手縫いよりもミシンの方がいいと思います。また着脱を繰り返すと、縫い目がほどけてくるかもしれませんので、その点お気をつけください~。